私には、県外に住んでいる母方の従兄弟がいます。
叔母は10年以上前に病死し、一家とは疎遠になっていたのですが、先日、従兄弟が家に遊びに来てくれました。
数年ぶりの再会に、話は尽きません。
その中で従兄弟が「不思議な事があった」と話してくれた事があります。
印象深かったので、少し書き留めておきます。
電気の付いた空き家
現在、従兄弟の家は空き家になっており、当然その事は近所の人達も知っています。ある日、近所の人から、「空き家(従兄弟宅)の電気がずっと点いている」と通報があったそうです。
そこで、従兄弟が様子を見に行くことになりました。
従兄弟の部屋
電気は確かに点いていました。そこは、従兄弟の部屋でした。
家の中に荒らされた様子はなく、ただ従兄弟の部屋の電気が点いているだけ。
従兄弟は怖くなって、電球を外したそうです。
なぜ、怖くなったかと言うと。
この空き家、電気通ってないんです。
ブレーカーも落ちてて、ガスも水道も閉じてる家の、一室だけ電気が点いている……。
従兄弟は、他の部屋も確認することにしました。
仏壇と位牌
締め切った部屋の一角に、叔母(母親)の仏壇が置いてありました。人の手が入らない家なので、当然ほこりも積もっています。
ふと気になった従兄弟は、閉められた仏壇の扉を開けてみたそうです。
叔母の位牌が、置き去りにされていました。
母親の位牌は当然父親が持っていると思っていた従兄弟は、驚いて位牌を回収し、家を後にしました。
それ以降、空き家の電気は点いていないそうです。
死んだ祖父からの電話
私の母「それはもう、100%姉ちゃん(叔母)に呼ばれてるじゃん」
従兄弟「俺もそう思うんだよねー」
私の母「そもそも、仏壇の扉は絶対に閉めちゃいけないのよ。(※諸説あります。)悪いものが溜まりやすくなるから。たとえ空き家でもね。だから呼んだのかもねー」
そんな会話をしながら、話は死んだ祖父からの電話の話へ。
▼死んだ祖父から電話が来た話▼
honey-try.hatenablog.com
いずれも母方の血筋なので、もしかしたら家系として霊感強いのかしら…?とも思ったり。
そういえば私の母も、かなり感の鋭い人です。「この人死んだら困るなぁ」と思った人が、数日後に亡くなってしまったり…。
ちなみに私は鈍いです。( ̄▽ ̄;)アレレ
霊は電気製品に干渉しやすい、っていうのはよく聞きますから、祖父が電話して来たのは、まあ納得ですよ。
しかし、電気の通っていない電球に明かりを灯すというのは、なかなか聞かない話です。
我の強い叔母だったので、根性でどうにかしたのでしょうか?笑