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不器用女子の羊毛フェルト挑戦とレビューを中心とした雑記ブログ

【初人形制作】羊毛フェルトで緑風荘の座敷わらし亀麿くんを作ってみた

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緑風荘 亀麿 人形制作

今回、初めて人形を羊毛フェルトで作ってみました!!
いつか挑戦したいと思いつつ、ハードルが高いイメージがあってなかなか実行できなかったのですが……

意を決してチャレンジ!!

ということで、制作過程と課題点などを自分用にまとめました。

同じように羊毛フェルトで人形制作に挑戦しようとしている方の参考になれば嬉しいです。
 


亀麿(かめまろ)とは?

岩手県二戸市にある温泉旅館「緑風荘」に伝わる座敷わらしです。

緑風荘さんが亀麿くんをイラスト化したものなのですが、これがとても可愛かったので、羊毛フェルトで作ってみることにしました!

イラストバージョンの亀麿くんはLINEスタンプにもなっていますので、公式サイトからご覧下さい。
いろんな表情の亀麿くんがいますよ~

▼緑風荘LINEスタンプ公式サイト▼
緑風荘公式LINEスタンプ|岩手二戸市金田一温泉郷 緑風荘


▼緑風荘宿泊レポート▼

▼亀麿くんのいる場所補足▼
亀麿くんのイラストは、旅館入って正面の待合室の看板(?)に描かれています。

シルエットバージョンイラストは、お土産用の紙袋とかにも描かれています。
でもこのイラストのグッズは売ってませんでした……アクリルキーホルダーとかあったら欲しかったですねぇ
亀麿 待合室

▼画像拡大ver.▼
緑風荘 亀麿 イラスト場所
 

顔作り

亀麿 顔作り
さっそく作っていきます!
人形制作初挑戦という事で、いろんな人のYouTube見て勉強しました└( 'ω')┘ムキッ

まずは顔作りです。
イラストが2頭身なので、頭大きめに作りました。
なるべくイラストに近づけようと奮闘。

顔のパーツは、私でも簡単に描ける形で助かりました( ̄▽ ̄;)

どの作品も基本的に、単純形状の土台はダイソー手芸綿、肉付けをわたわたかダイソー白羊毛で作ってます。
カラー羊毛節約と、軽量化が目的です。

ただし今回の顔のような、重要パーツについては、ケチらずにカラー羊毛を使った方が楽&キレイでしたので、ケースバイケースですね。


▼髪の毛追加▼
亀麿 髪の毛追加

髪の毛作ったら、だいぶそれっぽくなりました!

一生懸命チクチクしてたら、指で顔の肌色部分潰してしまっていたらしく、凹凸が分かりにくくなってました……優しく持たなきゃダメですね(´;ω;`)泣
 

体作り

亀麿 体つくり
体も、大まかに手芸綿でベースを作りました。

藍色の羊毛を使いたかったのですが、手元にピッタリな色が無かったので、2色の羊毛を混ぜて作ってます。
亀麿 服 色混ぜ
青と紫を2:1くらいで混ぜてみました。

作る量の見立てが甘くて、何回か追加したうえ、余らせました笑
 

腕と手作り

腕は、ワイヤー入れると、形や長さが決めやすいし多少動かせるようになるのですが、今回はワイヤー無しで作りました。

人形制作で鬼門のひとつが、「手」だと思います。

いろんな動画見て、「これが一番できそうな気がする」っていうの選びました

亀麿 手
見よう見まねで、ねじってチクチク、を5回繰り返して統合し、何となく「手」ぽくなりました。

親指とそれ以外の指の差別化が難しい💦

長袖着させるので、肌色は一部のみ。
胴体に装着させて、だんだん形になってきました!

亀麿 袖
袖を後付けしようとしたら、とんでもなく面倒な事になりました……。
ティッシュで型紙を作ったつもりでしたが、全く上手くいかず……

パーツは一つずつ完成させてから接続する。

これ、かなり大事です。
学びました。(´;ω;`)

 

足作り

亀麿 足つくり
胴体への接続用と、土台に立たせる用に、ワイヤーは長めに用意しました。
胴体接続用を1センチとしましたが、もう少し長い方がよかったかなと思ってます。

今回使用したワイヤーは、ダイソーで買った直径0.9ミリのものですが、少々柔らかいため、ねじって2本使うのが良さそう。
もしくは、もっと硬いか太いワイヤーにした方がいいかな。
 

土台と狐と鳥居

土台を何にするか悩んでいましたが、試験的に、使い古したスポンジマットを使いました。
ダイソーで売ってる、羊毛フェルトのスポンジマットです。
スポンジマット 土台

表面の凸凹がかなりあるので、安定性にかけるかと思ったのですが、強気でフェルトを刺しているうちに平になりました(*^^*)

スポンジマットも、ただ捨てるだけはもったいないので、こういう活用法が分かったのは収穫ですね!!(*´∇`*)
 

狐と鳥居

狐は正直、イラスト再現はできませんでした……
途中までピカチュウでした……狐、ぐぅ難……
亀麿の狐

鳥居はなんとか形にはなりましたが、芯材問題は悩ましかったです。
毛糸巻いた方が、ワイヤーの中心がズレなくて楽だと思ったのですが、直線が交差する所が難しくて断念。

亀麿 鳥居
最終的に、わたわたがまとまりやすかったのですが、中心はズレました……悲しい……。

直前の太さを考えずに骨組み作ると、わたわたのボリューム感に負けます(負け組)
 

完成

亀麿くん 完成
という事で完成した亀麿くんです!!
参考にした画像は、緑風荘の公式LINEスタンプで発売中です!
6割くらいは似てるかな?😂

足元に、草とか花とかチクチクしようかと思ったものの、なんか綺麗にまとまってるので、今回はやめました。

フェルトの色を上手く使って、背景ももっと盛れるようになりたいですね。
 
▼𝐈𝐧𝐬𝐭𝐚𝐠𝐫𝐚𝐦▼


課題点

初の人形制作だったので、基本的には今後慣れていけばどうにかなりそう……と楽観視をしつつ、課題点も忘れずに書いておきます。

  • 土台問題
  • パーツの接続
  • 人形のバランス
  • ワイヤーの強度

 

土台問題

人形は自立させたいので、足元(土台)に使う素材は常に探しています。

動画やSNSなどでよく見かけるのは、フェルトとコルクですね。
足元を彩りたいなら、フェルトか、今回私が使ったようなスポンジか発泡スチロールがいいかなと思ってます。
フラワーワイヤーとかさせるので。

というか、コルクってどこに売ってるんですかね…
百均とかで見かけたことないんですよねえ
 

パーツの接続

今回意外と難しかったのは、胴体と頭の接続でした。
ふわふわ浮いてしまって、安定せず、胴体と頭部が浮いている状態に(´;ω;`)
羊毛追加したり強めに押さえたりして、何とかくっつきました。
対策はまだ不明です…。

足の接続に関しても、最後自立させた時にやや不安定だったのが気になっています。
対策としては、ワイヤーの強化、接続用のワイヤーをもっと長めにする、といった点を考えています。
 

人形のバランス

デフォルメされた人形って可愛くて好きなんですけど、必然的に頭が大きくなりがちで、頭の重みで全体的に不安定になってしまいます。

いろいろ動画を見て、頭部接続と胴体と足と土台のワイヤーを一緒に組んでいる人がいたので、次回はそれを真似してみようかな、と思ってます。
 

ワイヤーの強度

現在直径0.9ミリのワイヤーを使っていますが、ちょっと柔らかいなぁ、と。
コーティング含めて0.9なので、実際はもっと細いんですよね。

純粋に0.9ミリワイヤーにするか、2本とってねじって強度上げるのもアリかな。



まだまだ練習あるのみ!って段階ですが、ひとつ作り上げたら楽しくなってきたので、人形制作はもっと頑張りたいです!!└( 'ω')┘ムキッ

▼使った羊毛▼