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【ハーヴェステラ】ストーリーネタバレあり感想&考察

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ハーヴェステラ ストーリー感想と考察

2022/11/30
カレノイド60階クリアのネタバレ感想追加


スクエニがついに牧場に手を出したという事で、「牧場物語ファン」兼「気になるゲームは大体スクエニ」の私も早速プレイ&クリアしました!

ストーリーの感想と考察、少しだけ攻略について語ります。

※ストーリーのネタバレがあるのでご注意ください!!!

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3話まで爆速クリア

農業中心に遊ぶ場合でも、とにかく3話ABC終了まで猛ダッシュで走るのがベスト。

2話でやっとセーブやワープが出来るようになるくらい、チュートリアルが長いです。

3話完走で揃う大妖精達のお題「妖精オーダー」のクリア特典で、畑仕事の効率が上がる&ダンジョン攻略がしやすくなります。

そして、どのストーリーでも、ボスはそこそこ強いです。
回復アイテム(特にジュース)を蓄えておきましょう!

FF14みたいなギミック使うボスだったよ

一部の人にしか分からない例えはやめなさい

3話クリアの順番

どこからでも大丈夫ですが、オススメは2パターンです。


① 春→夏→冬
その季節に植えられる種を集めやすい。
種まきと収穫がめちゃくちゃ楽になる。

② 夏→春→冬
手動の水撒きが楽になる。
スプリンクラーを早めに手に入れられる。

土の妖精解放で畑の大岩が破壊できるメリットはあるんですけど、そもそも序盤は畑仕事に力入れる必要がないので、優先頻度は低め。

水撒きや畑耕しの利用頻度の方が圧倒的に多いのも理由の一つです。

3話までのストーリー感想

結構サクサク進められて良かったですね
風をまとったり、噴水に乗ったりするが正直面倒でした笑

ネメア編のボスの全体攻撃のかわし方は最後まで分からず、食べ物もジュースも飲み尽くしてギリギリで勝てた感じです。

本当に「バトル苦手な人でも大丈夫」な仕様なのか……???と疑うレベル。

アルジェーン編とシャトラ編のボスは、攻撃の避け方は分かりやすかったですが、「雑魚を先に倒さないとダメ」みたいな、「FF14やってなかったら詰んでた要素」多くてドン引きでした。

これでやられてゲームオーバーになってもクレスに治療費取られるんだから、途中で諦める人居そう。

せめて、負けると、再戦時にボスが弱くなるシステムは搭載して欲しかったですね。


4話 世界を救う戦い

ハーヴェステラ ユニコーン大活躍
よーしそろそろ農業するか〜!!と思ったらアリアが攫われて、「今農業してる場合じゃないよね?」という無言の圧力を感じてストーリーを進めました。

飛空挺から落とされてたまたま湖に落ちた所を、たまたまユニコーンが助けてくれるという、ご都合主義には目を瞑りつつ、たまたま被弾した跳ね橋を渡って幻影城を目指します。

ディアンサスとの再会に喜んだのに戦いを強いられて泣きました。
私たち、友達じゃん??


ガイストと2回も戦うのに、スタミナも体力も減ったままという鬼畜仕様。

もう一度聞くけど、本当に「バトル苦手な人でも大丈夫」な仕様なの????


5話 遺棄楽園

崩壊したあとの地球にたどり着いて早々に、爆弾と修理キットlv2のレシピを手に入れました!!!

やっとあっちもこっちも壊せるぜ!!と思ったら材料全然足りなくて、しょんぼりしながら米の種いっぱい買って畑に植えました。

ダンジョン攻略とボス戦の料理は鮭のおにぎりです!ŧ‹”ŧ‹”( ‘ч’ )ŧ‹”ŧ‹”


6話 喪われた世界

ハーヴェステラ ニーアオートマタの世界
すごく、NieR Automata ですね……

ポッドみたいな案内役も出てくるし……。

「スクエニの人気タイトルの要素入れとけば喜ぶだろう」という安易かつ怠惰の極みみたいなステージに激萎えしました。

私が分からなかっただけで、他のマップも別のスクエニタイトルのものがパクられ……オマージュされているのかもしれません。


完全オリジナルで勝負しろよ。

ひよってんじゃねーよ。
 

7話 月の揺り籠

ハーヴェステラ 人類に栄光あれ!
スクエニはすぐ人類を月に眠らせたがるね???

「人類に栄光あれ!」ってオートマタが言ってる世界ね、はいはい。

ちゃんと人類が月にいるバージョンのNieRAutomata ってことね、はいはい。
 

8話 絶望のけだかさ

ハーヴェステラ ブレデフォ展開
ブレイブリーデフォルトみたいな展開になってきましたねぇ。

ひたすら、「正しさに抗え」と諭すディアンサス。
一生懸命攻略のヒントを与えようとする運営の努力は分かるけど、「ブレイブリー感あるな」って思っちゃってる私には萎え要素にしかなりませんでした……。


この辺でタイトル画面のアリアが消えます。


9話 天より降りし輝き

ハーヴェステラ 9話
黒い機械生命体の姿をした羽虫に「拒否します!」と反抗した結果、世界を救う道が開けるという、とんでもないブレイブリーデフォルト展開。

「用意された正しさ」から背を向けて、「これしか選択肢はない」という現実を否定することで、TRUE ENDへ向かう展開。

ムービーだけは毎回綺麗だなと思って見てました。

ここでBAD ENDが2種類用意されてます。
 

BAD END "Fantine"

ハーヴェステラ アベル種の滅亡

Fantineは単語として意味がある訳ではないようです。

ミュージカル「レ・ミゼラブル」の登場人物に「フランティーヌ(Fantine)」という女性がいて、劇中で「こんなはずではなかった」と歌うシーンがあるそうです。

おそらく、カイン種を残してもなお滅んだ人類に対して、「こんなはずじゃなかった」という思いを掛けているのかな?と思います。

分かりにくすぎますね。
 

BAD END "Double Helix"

ハーヴェステラ カイン種の滅亡

Double Helixは、二重らせん、という意味です。
生物のDNAを想像しますね。

アベル種が生き残っても、カイン種と同様の遺伝子を持つゆえに、結局同じ結末を迎える事になった……。

というバッドエンドです。
 

最終話 あなたの世界の物語

こちらがTRUE END。
9話にて、ガイストの選択肢を否定してみんなの所に戻ろうとするとストーリーが進みます。

その後なんやかんやあって、星の核・ガイアと出会って戦います。
ガイアは、ロストガイアの人間たちの無意識の中にあった「もうどうにでもなれ〜〜〜!!!!」という破滅願望を聞き入れて、「OK!人類見つけたら死季で殺すね!任せて!」と殺る気マンマンで死季をばらまく女でした。

初戦のvsガイアはわたわたするけど、その後のvs死季モンスターとvsガイア2戦目は、それほど苦戦しなかったかな。

死季モンスターへの攻撃の仕方が分からず一度撤退しましたが、やっと左右の盾みたいなのを壊してから本体攻撃するんだと分かって撃破。

ここでこそヒントくれよディアンサス!!
ウチら、ズッ友じゃん??

ガイア2戦目は自動回復なので、彼女が喋ってるの聞きながらブンブン武器振り回していれば終わりました。


ハーヴェステラ ガイア1
ハーヴェステラ ガイア2

FF14で英雄やってる私に致命傷を与えたセリフ。

そうなんだよ、あいつら私のこと人扱いしてねぇんだよ…………
 

アイン(主人公)の正体を聞く

ガイア討伐後、リガイアからアインの正体について説明されます。

アインは、あの死季の日に倒れていた肉体に、リガイアが月の揺りかごでコールドスリープしてるアインの意識だけ引っこ抜いて埋め込んだ存在……だそうです。

つまり、アインは元々カイン種って事だったわけです。


そうすると疑問なのは2点。

  1. その肉体は、元は誰のもの?
  2. リガイアの「真実を知ったら戻れなくなるかも」の意味は?

特にストーリー上はなんの説明もなく、エンディング後もアインは元気よく冒険に出かけて行ったため、大いにクエッションマークです。


で、いろんな人の感想とか見て私が考えたのは次のとおり。


1. その肉体は、プレイヤーがゲームスタート時にメイキングしたキャラクターそのもの。

あの肉体にはそもそも持ち主なんて居らず、「物語(ゲーム)を始めるために私(プレイヤー)が作ったもの」なのではと。

そしてその空っぽの器に、リガイアがカイン種のアインの意識(魂)を入れて、アベル種として生きさせた。

そうして、アベルとカインが混ざった、言わばアイン種になった……という事でどうだろう。

肉体を作ったプレイヤーは神とも言える立場になりますが……プレイヤー=神、という視点はブレイブリーデフォルトでもありました。


アインが死季平気なのは、「そもそも(肉体が)人間じゃない」のでは?



……まぁ、その辺で行き倒れてた旅人の死体に魂入れたって話でも筋は通るので、開発側の「含み」なのかもしれませんね。

ただ、本当に死んだ旅人だったなら、「アインの姿を誰も知らない」というのは不自然かなって。
旅人はいろんな街に立ち寄ってるはずなのに、どの街でもアインの外見を知らないというのは腑に落ちない……。




2. 「真実を知ったら戻れなくなるかも」とは、アインが本来のカイン種として覚醒しなくなる可能性のこと。

この先カイン種が復活した時に、アインの本来の肉体をどうするか問題が浮上します。

もしかしたら、カイン種復活と同時に、アインは今の肉体から自動的に元の肉体に戻れるのではないでしょうか。

肉体と離れていたアリアの魂が、シーズライト異常の弾みで元の肉体に戻ったのと同じです。
離れていてもなお、正確に元の肉体に戻ったという事は、肉体と魂は何かしら引かれ合うという事でしょう。

従ってリガイアの言葉は、「何も知らなければいつかアインの魂はカイン種の肉体に戻る」という意味であり、逆に「自分の魂の真実を知ることで、カイン種の肉体に戻れない(戻らない選択をする)可能性がある」という意味ではないかと。

リガイアは、「戻れなくなるかも」と言っているので、きたる時にアインが望めば本来の肉体に戻れるかもしれないし、アイン自身が拒否するかもしれない……そういう含みかなと思いました。
 

リガイアの話を聞かない選択

リガイアから自分の正体についての説明を聞かない選択肢が、最後の最後に出てくるの、ずるいわぁ笑

ラスボス戦2回もやっちまったぜ笑笑

▼以下、リガイアから真実を聞かないバージョン

リガイア「私の話を聞いてくれる?」
 はい
▶︎いいえ

ハーヴェステラ 話を聞かない1

リガイアの話を……
 聞く
▶︎聞かない
ハーヴェステラ 話を聞かない2


こんな流れで、最終話終了、エンディングへ。

なお、エンディング以降は、真実を聞いた場合と全く同じでした。
 

エンディングその後

エンディングを終えたらやっと死季がなくなったので、ウキウキで作物植えたけど、そういえばこのゲーム、農業いくらやっても大して儲からないんだったと思い出して家畜と果樹の整備してます。

パートナーには、ブラッカかディアンサスを選びたくて、全然選べてない。(優柔不断)
▼選びました▼

 

総評

「スクエニが作った牧場物語」と思って買うとガッカリするかもしれないけど、「牧場運営もできるスクエニのRPG」と思うと楽しいと思います。

ただ、いろんなスクエニ作品をクリアしてると、「どっかで聞いたことある話の流れだな……」と感じることもしばしば。
また、スクエニ人気タイトルにあやかるのを止めて欲しい。
ジャム作るのに3日もかかる意味が分からん。
1つの種から作物か1つしか収穫できないのおかしいだろ。
農業するメリットがほとんどない。

せめてイベントムービーくらいはボイスを付けてくれ。

次回作があるならこの辺改善して欲しいですね。

グラフィックも綺麗だし、音楽も良かったので、2が出るなら買いますよ!



追記:カレノイド60階クリア

カレノイドの60階をやっとクリアしたので、ストーリーのネタバレです。

まず、カレノイドにいるリガイア似の少女は、セレーネという名の別個体です。

ハーヴェステラ カレノイド60
名前は最後に教えてくれました。

セレーネの話要約:前半

「私はこの星で、滅びゆく地球の人類を、愚かと思いながら見守っていた」

「ある日突然、魔族がやって来て、この星を支配して作り替え始めた。とても不愉快。絶対許せない。……だから私は、対抗策として、アベル種と呼ばれるあなた達人類を作った。星の意志たる私ならそれくらいできる。知らない人類が誕生して、魔族は戸惑ってた。私はヤツらを追い出したかったの」


「でも、魔族は出ていかなかった。……しかも私は、あなた達アベル種のことを大切だと思うようになった。……今ならガイアの気持ちも分かる。やり方は過激だったけど、あの星もただ純粋に、自分が生み出した生命の願いを聞き届けたかっただけ」


「私も今は、あなた達の願いを叶えてあげたいと思ってる。でも私は不安なの。私という小さな星に、本当に2つの命の種を固定することができるのか……。だから、あなたの意思の強さでもって、それができると証明して」


 VS 春夏秋冬シーズライト4連戦

セレーネの話要約:後編

「見せてもらったわ、あなたの意思」

「あなたは、私が初めて出会った人類に似てる。わざわざこの星まで来て、私に人類の存在を教えてくれた“あの人“……」

「たとえ不可能だと言われても夢を諦めず何度も挑戦し、そして成し遂げた……あなたはそんな“彼“と同じ目をしているわ。私の星にも、あなたみたいな人類が生まれてくれて嬉しい」

ハーヴェステラ モノライトをあげた
ハーヴェステラ セレーネの話終わり

 
セレーネ「それじゃあ……またね」

 

セレーネの話:考察


話を整理しましょう。


1. ハイネのキャラストーリーにて、アメリカ国旗が海の底に刺さっていた。

2. リ・ガイアは、四季のシーズライトによって人が住める環境になった=それまでは人間は住めない星だった。

3. セレーネはギリシャ神話の「月の女神」

つまり、リ・ガイアが月である事は確定です。


次に気になるのは、
セレーネが“彼“に託したモノライトとは?
「託して正解だった」とは?


リガイアが、星は巨大なモノライトだ、と言ってたので、いわゆる「月の石」かな?と思います。

だとしたら、「託して正解」とは??
「月の石託して正解だったわ。人類も知れたし」って流れになるのが微妙に分からん。

これは妄想の域ですが。


セレーネ的にはモノライトだったけど、地球人的には月の石。
“彼“に渡したモノライト(月の石)を通して地球人を見てて、それを元にアベル種を作った。

ということなのかしら?


ここから更に妄想ですが。


そもそも地球人はどうやって地球の地殻にたどり着いたの?
地球のモノライトをコンピュータ化して管理しようとした研究機関がガイアを作ったのは分かったけど、そこにたどり着く方法は??

仮に月の石を使って地殻にたどり着いていたとしたら、地球の滅亡は間接的にセレーネの行為によるものとなるわけじゃん。

あえて60階のタイミングで「モノライト託してよかった」なんてセリフを入れる意味を、つい深読みしちゃいますね。


次回作で謎が解かれたりするのかな〜



(▼定価高いから、Amazonの方がオススメです…コッソリ)