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不器用女子の羊毛フェルト挑戦とレビューを中心とした雑記ブログ

失敗軽減!ダイソー百均の羊毛フェルトを使いやすくする3つの方法

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百均羊毛を使いやすくする3パターン

ダイソーなどの百均にも、羊毛フェルトはありますが……

まぁ、使いにくいですよね。

でも、羊毛フェルト初心者でコスト抑えたい人や、百均の羊毛フェルトシリーズにしか欲しい色が無いって人もいると思います。

今回は、百均の羊毛フェルトを使いやすくする方法3つ紹介します!

なお、百均羊毛を含む、
各種手芸店等の羊毛の使いやすさをまとめた記事がありますので、参考にどうぞ。

専門店の羊毛でも、使いにくいものがあったりします。
今回の記事とあわせて読んで頂き、自分に合った羊毛とその加工方法を見つけてくださいね!


方法1 手でほぐす

手でほぐす

羊毛フェルト初心者さんが、「全然まとまらないよ〜😭💦💦」と挫折するのはほぐし足りないという原因が一つあります。

特に百均の羊毛はストレートで固めの毛なので、基本的にはほぐしてからでないと使えないのですが、なぜか説明書には「羊毛をよくほぐせ」とは書いてないんですよねぇ


画像左の、手を加えていない羊毛を適当な長さにちぎって、縦横斜めにセットしていきます。

画像右は、分かりやすいように雑に置きましたが、実際はもっと毛を広げて羊毛の固まりが無いようにします。


ただ、手でほぐすとどうしてもムラができてしまい、仕上がりが綺麗になりません。

根気がある人にはいいですが、かなり面倒くさいです……( ̄▽ ̄;)

 

方法2 道具でほぐす

道具でほぐす
百均に売ってるペットブラシを2本使って羊毛をほぐす方法。

追加で200円+税がかかるものの、ブラシは別の色の羊毛を混ぜ合わせる時にも使えるので、ワンセットあると大変便利です。

軽い力でほぐれるし、手でやるより多く・早く処理できるのが魅力です。


1回でふわふわになればOKですが、2-3回ブラッシングすると更にほぐれて使いやすくなりますよ。

 

方法3 固めてからほぐす

固めてからほぐす
徹底的にやるならこちら。

一度ニードルで刺し固めてからブラシでほぐす、という力技。
これをやると「ストレート羊毛」が「やや縮れ羊毛」になります!

失敗作の羊毛をほぐしてリサイクル利用した時に気付いたのですが、これがかなり固めやすい&毛羽立ちが少ない!

▼失敗作をリサイクルした時の話▼

この手法だと、解しきれない小さな玉が発生します。
捨ててもいいですし、私は集めておいて次回作の芯材にする事が多いかな。
場合によってはそのまま作品に埋め込みます。


あまりにガチガチに固めるとほぐすのが大変なので、「柔らかめに固めてほぐす」を2回くらい繰り返すのがオススメです。


ほぐした羊毛を比較

3種類のほぐし方で出来た羊毛を拡大した写真がこちら⬇️

▼手でほぐす(初期羊毛)
手でほぐした羊毛

ほぼ初期羊毛と同じです。
ストレート羊毛はそのままなので、毛の流れも一方向に向かいがち。


▼道具でほぐす
道具でほぐした羊毛

毛の流れがだいぶ自由になってますね。

いくらか毛の束が見えるので、場合によっては表面を整える時にかなり目立ちます。
ハサミで束を切るなどして対応しましょう!


▼固めてからほぐす
刺し固めてからほぐした羊毛

毛の束もなく、毛全体がキメ細やかに縮れています。
手間を掛けただけあって、まとめやすいし表面も綺麗にしやすいです。


ここからさらに表面を美しく仕上げるコツをまとめた記事はこちらです。
参考にどうぞ!

作品をより綺麗に仕上げたい人は参考にしてください。

 

番外編 ほぐした毛糸と混ぜる

当ブログでよく使う芯材として「毛糸」があります。

芯材として使うのがメインですが、ブラシでほぐすとふわふわになって、羊毛と同じ要領で刺し固めることができます。

この毛糸と羊毛を混ぜて使う、という方法もありかなと。

アクリル毛糸など、触り心地は羊毛とは違うこともあるものの、カラーバリエーションが豊富&刺し固めやすいので、試してみる価値はあります。

毛糸をほぐす
▲かなりふわふわな毛糸になるので、このまま使っちゃうのもありですよ


芯材について試行錯誤した記事も置いておきます。


百均の羊毛と言えども、ひと工夫する事でかなり使いやすくなります。

ぜひ、自分好みのやり方を見つけて、羊毛フェルト楽しんでくださいね!


▼手間なく綺麗にまとめたいなら専門店の羊毛が楽▼