✅この記事の概要 羊毛フェルト作品の毛羽立ちを綺麗に処理する方法を紹介した動画をまとめました。 ※実際に私(不器用)がやってみて、「これイイネ!!」と思ったものを選びました。 |
基本テクニック
羊毛フェルト上級者が全員使っていると言っても過言では無い絶対的な基本テクニックは以下の2つ。
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仕上げ針は必須
まず大前提として、仕上げ針を使いましょう。
他のニードルより細いので、力加減には気をつけて下さい。
▼クロバー 仕上げ針▼
3本で1セットですが、レギュラー針ですらよく折る人は2セットくらい買っておきましょう。
フェルトパンチャーにセットできます。
1本で使ってもOK!
私は3本針パンチャー用も兼ねて2セット買いました。
まだ1本も折ってません!(`・ω・´)キリッ
▼フェルトパンチャーについては、こちらの記事でも紹介してます▼
浅く刺す
ザクザク刺すのではなく、ツンツンつつくイメージです。
表面を固めるつもりで刺しましょう。
意識するだけでもだいぶ変わります。(経験談)
私は、卵の殻をつつくイメージでやってるよ。イメトレ大事!
本当に軽い感じでツンツン刺してください。羊毛を薄く被せる
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▲動画内 1:07くらいから
ザクザク刺した後に、綺麗に羊毛を被せて浅刺しする方法。
あまり分厚く被せると、大きさ変わるし、また深刺ししないといけなくなるので気を付けて。
水フェルトを被せるのもあり
水フェルトが得意なら、薄いシートを自作して、それを被せるのもありかなと思いますね。
被せるのが楽&毛羽立ちも防止できて一石二鳥です。
よく使う色の水フェルトシートは、作っておくと便利だよ
既に廃盤になってしまっているフェルケットが復活してくれたらいいんですけどね……指で撫でて刺す
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▲動画内 0:35 綺麗に仕上げる3ポイント
▲動画内 3:14 指で撫でて刺す
強く抑えすぎると、作品の形が変わるので注意。
優しく撫でてくださいね!
羊毛フェルトの9割は繊細で出来てるから…!
残り1割が気になる
バーブに絡めて整える
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▲動画内 1:10くらいから
ニードルを横にして使う技に、目からウロコでした!
バーブで表面を撫でてからツンツンツンと刺すと、いい感じにまとまりました。
横幅を使うので、単純に効率いいなって印象。
模様がある所は注意
ニードルを横にして刺す場所は、基本的に単色のエリアのみです。
複数色や模様がある場所を横に刺すと、羊毛が引っ張られて、デザインが崩れます。
模様などがある場合は、ニードルの先端で羊毛をなぞって、まっすぐ刺しましょう。
この時、本当に軽い力でなぞらないと、ニードルが折れます。
なぞる距離は短めにすると良いです。
単独で飛び出てる毛は切る
たまに、「1本だけ妙に飛び出てる毛」ってあるじゃないですか。あれはハサミで切りましょう。
もちろんニードルで刺し固めることも可能ですが、そもそも単独で飛び出してる毛は自己主張激しいので、ハサミで切る方が効率いいです。
ただし、全体的にふわふわしてる状態の時にはやっちゃダメです。
ある程度刺し固め終た後、最後まで自己主張激しい毛だけを1本ずつ切ります
全ての羊毛をニードルで刺し固めるのが理想ですけどね。表面の仕上げ方まとめ
▲before(左) after(右)▲
上記動画を参考に毛羽立ち処理した子です。
わりと綺麗になったんじゃないかと満足してます(*´ω`*)
毛羽立ち処理の心構えとしては以下の2つを覚えておくといいですよ。
⒈ 表面のみを固める ⒉ 色んな方向から刺しまくる |
まずはこの2つを心がけていると、結構上手くできます!
あとは今回紹介した方法でチクチクすれば、上の写真のように、ボサボサ毛羽立ちもかなり抑えられます。
とにかく刺す回数が必要になるため、適度に息抜きしながらチクチクするのがベストです。
YouTubeで他の人の作り方とかを見るのも勉強になるよ
ニードルを使いこなして、素敵な作品を作っていきましょう~!!▼羊毛フェルト上達のコツはコチラ▼
▼仕上げ針は最優先▼