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不器用女子の羊毛フェルト挑戦とレビューを中心とした雑記ブログ

羊毛フェルト ブラシマットの上の布は必要なのか?

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羊毛フェルト ブラシマットの上に敷く布


✅この記事の概要
① 羊毛フェルトで使うブラシマットの使い方
② ブラシの上に置いてる布は必要なのか検証

羊毛フェルトで作品作る時に、ブラシマットの上にシートのフェルトとか敷いてる人多いじゃないですか。

アレなんのために敷いてるの?
本当に必要なの??

と思ったので、実際にブラシマット購入して検証してみました!

ブラシマット自体は、前々から欲しかったから買った、ってだけですが

上に敷く布は、コスパや後片付けが楽そうなものを選んで試しました。


ブラシマットの特性

ブラシマット
まずはざっくりとブラシマットについて説明しますね。

ブラシマットは、ブラシ部分にニードルが突き抜けるので、抵抗が少なく、スムーズに羊毛をまとめられます。
平面パーツを作るのに向いてます。

慣れてる人は立体作品もブラシマットで作ってるけどね

 

デメリット

対策をしないと、作業がしにくく、手入れが面倒くさいです。

この「対策」が、ブラシの上に布を敷く理由だね

 

メリット

通常、スポンジなどのフェルトマットは定期的に買い換える消耗品ですが、ブラシマットはかなり長持ちします。

立体作品を作るには不向き、という評価もありますが、細かいパーツならむしろブラシマットの方が作りやすいです。

作るものによって、ブラシマットとフェルトマットを使い分けるのが良さそう

 

ブラシの上に布を敷く理由

理由は主に2つです。

  1. 作業中に羊毛がブラシに入り込んでしまい、掃除が面倒
  2. 羊毛直置きは、羊毛がベリベリにくっ付いて作業しにくい

作業と後片付けを楽にするために必要である、というのが私の結論です。

羊毛がブラシに入り込む

フェルトマットを使っている時と同様、羊毛の毛くずがブラシ部分に溜まっていきます。

通常のマットと違って、ガムテープなどでペタペタしても取れません。
でも掃除しないと、次のパーツや作品に毛が移ってしまいます。

ほんとに取れないのよこれ……

普段使ってるカーペットクリーナー(いわゆるコロコロ)では手も足も出ないなんて、そんなんマジで面倒くさいじゃん……

ブラシ自体の掃除方法はもちろんあります。
ただ、作品を作ってる時にこまめに手入れできるかというと……かなり手間ですね。
掃除方法はのちほど紹介します。

ブラシに羊毛がかなりへばりつく

ブラシから剥がすのは大変手間
ブラシに羊毛を直接置いてチクチクすると、ひっくり返した時にブラシと羊毛がガッツリくっ付いてて、ベリベリ音を立てながら剥がします。

本当にベリベリ音するので、初めて使った時は、永遠にフェルト化なんて出来ないのでは?と絶望しました

もちろん、ブラシに羊毛は入り込みます。
掃除が面倒くさいって言ったやつですね。



結論:敷くのはフェルトか布

ブラシマットの上に敷いてみたもの3つ
ブラシの上に何か敷かなければ作業しにくいことは分かりました。

では実際、何を敷くのがベストなのでしょう?

試したものは3つです。

  1. 端切れ
  2. フェルト
  3. 梱包シート

使い心地は以下の通りです。

端切れ

ブラシの上に端切れを置く
百均で購入した目の荒い端切れだったせいか、羊毛が布を貫通して、羊毛をブラシから離す時と、布から離す時に、ベリベリベリベリ……って。

あんまり使い心地が良いとは言えない……

そして薄い端切れでは結局、羊毛がブラシに入り込んでしまいました。
 

布は何枚か重ねるとよい

端切れ1枚では、上記のように、大変使いにくかったです。

しかし、こんな端切れでも、何枚か重ねるととても使いやすくなりました!!

▼3重くらいに重ねた布
端切れなら数枚重ねる

せめてもう少し綺麗に重ねた写真載せなさいよ

ありのままの姿見せた方がいいかと思って…

布とブラシがズレないように、布を長めに取って巻いてます。

ブラシ部分にだけ布を乗せたい場合、乗せた布の四隅にまち針を刺して固定している人もいます。
まち針って、ブラシに刺さるんですよ…!!
 

フェルト

ブラシの上にフェルトを置く
みんな使ってるフェルトを試しました。
結論を先に言うと、めちゃくちゃ安定して使いやすいです。

ニードルもすんなり刺さりますし、羊毛をひっくり返す時も無理なく剥がせました。

ブラシへの羊毛の入り込みを100%防ぐことは出来ませんが、他の布等と比べたら、掃除の手間はかなり減ります。

ブラシに敷くフェルトは、作成する羊毛作品のパーツの色毎に分けている人もいますし、1、2枚用意して使い回している人もいます。
フェルトの大きさ 枚数

大きさは、10×10cmくらいがブラシ部分をちょうどよく覆ってくれる感じ。
 

使い込んだフェルトの処理

使えば使うほど、羊毛が敷いているフェルトに差し込まれ、別の色を刺す時に羊毛が移る可能性があります。

使う羊毛の色に合わせて、その都度フェルトを変えるのがベストですが、そういうのが面倒な人は、先述の布を敷く方法がいいです。

フェルトにこびり付いた羊毛は、コロコロ(粘着カーペットクリーナー)で多少はとれます。
ただ、フェルト自体の繊維もコロコロで持ち上げてしまうので、どんどんケバケバしてきて消耗が激しいです。

消耗したフェルトの再利用方法を考えないと、もったいないかな〜

再利用の案としては、使いやすい大きさに切って、芯材にする方法があります。
▼芯材をいろいろ試したまとめ記事▼
honey-try.hatenablog.com
再利用案の他にも、大きい作品や、手軽に土台を作りたい時などの参考にしてください。
 

梱包シート

ブラシの上に梱包シートを置く
普段は百均の発砲ポリエチレンのマットを使ってます。
そのマットに、同じく百均の梱包シートを被せて、マット本体を長持ちさせてるのです。

この梱包シートもなかなか使い心地がいいので、ブラシの上に置いてみました。

イマイチでした。(残念!)

薄い端切れよりは良かったですけど、これが使いやすいかって聞かれたら「イマイチ……」と答えますね。


【結論】

ブラシマットの上に敷くなら、フェルトか重ねた布!


 

ブラシの手入れ方法

いろいろ対策をしても、絶対ブラシマット内に羊毛が入り込まないという保証はありません。

作品によっては、ブラシに羊毛を直置きして作業することもあるでしょう。

そこで気になるのがお手入れ方法です。

このブラシマット、「手入れは自分でやってくれ」方針なので、特にこれといってお掃除グッズは付属してません。

取扱説明書には、「クシ等でかき出してください。ただし、ニードルは使わないでください。」という旨が書かれています。

慣れてる人はフェルトパンチャーなどでかき出すようですが、ニードルが折れてしまっては大惨事です。

不器用は、そんな危険な掃除をしてはいけません。

ということでオススメするのは、ヘアブラシクリーナーです。

twitter.com

百均にもあるし、Amazonとかにもあります。
探してみてくださいね。
▼こんな感じのやつです!

 

ガタガタする問題

ブラシマットの気になる点として、使ってる時に土台がガタガタ動くんですよね……
底面にクッションがついていないからある程度仕方ないのかもしれません……。

今後改良してくれる事を願うのみです。

作業するには問題ないんですけど、チクチクする度にわずかにガタガタするので、だんだん気になってきます(´・ω・`)
 

対策1:机にクッション材を敷く

机とブラシマットの間に、緩衝材などのクッション素材を敷くと静かになります。
 

対策2:布を巻く

ブラシマット幅の長い布を巻き付けてガタガタを抑える方法も楽です。
ブラシの上に布を敷くなら、ついでに底面も包んでしまえば簡単ですね!
 

対策3:スポンジマットに置く

普段使っているスポンジマットなどの上にブラシマットを乗せるのもありです。

▼下にスポンジマットを置く方法
ブラシマット ガタガタ問題
ブラシマットで作りにくいものは、今まで通りスポンジマットを使っていますが、2つ並べてあると邪魔だから重ねてみたところ、見事にガタガタ問題が解決しました!!!
高さもちょうどよくなり、作業もしやすくなって一石二鳥です!ヽ(*´∀`)ノ
 

ブラシマットに布は必要

YouTubeで羊毛フェルト作成動画よく見てて、
「なんでこの人たちブラシの上にフェルト敷いてるの?」
「フェルトじゃなきゃダメなの?」
と思ってましたが、自分で試してみてやっと納得しました。

とりあえずフェルトを3色用意したものの、端切れ利用もやりやすかったので、これからいろいろ試してみて、自分好みの使い方を極めていきたいですね!